最近WindowsのコマンドプロンプトをConEmuに置き換え、67日の記事でpsqlに使うだけでも超おすすめと書きました。それは変わっていませんが、ウィンドウ横幅を縮めると「右側に隠れた部分が、あっさり消える」と分かり、とくにpsqlで戸惑うかもしれないので付記します。実行環境はWindows 7 32bit + ConEmu 150513。

この動作はConEmuの仕様で、下記にdo not support "virtual" backscroll buffer.とあります。
»GutHub : ConEmu : Resizing cuts off text

まず狭いウィンドウ幅で、結果が横に長いクエリを実行すると ↓ こんな風に折り返されて見づらいです。これはコマンドプロンプトもConEmuも同じ。


だけどConEmuの良い点は、簡単にウィンドウ横幅を変えられて、次のクエリから広い横幅で表示されること。特に最大化(ディスプレイ画面いっぱいに広げる)を、普通のアプリと同様のキーボード操作で、つまり[Alt+Space、続いてX打鍵]だけで可能です。うっかり狭い横幅でクエリ実行して見づらくとも、いったん最大化して再実行すればOK。キーボードでわずか4ステップ[Alt+Space、X、上矢印、リターン]で下のとおり。


で、最大化のままだと他のアプリケーションが隠れてしまうので、ConEmuのウィンドウ横幅を適当に調整するべく、いったん「元のサイズに戻す」と…


↑ 横幅をはみ出た分が隠れる…のではなく、消えてしまいます。ウィンドウ横幅を広げてみると ↓ あらがっかり。


psqlに限らず、また「最大化→元のサイズに戻す」時に限らず、ウィンドウ横幅を縮めた時は常にこう、右側の隠れた部分を「あっさり捨てる」のがConEmuの動作です。う~ん残念。コマンドプロンプトは、横幅拡大をウィンドウ操作で出来ない代わり、ウィンドウを縮めても下のように「隠れるだけ」なので…。
↓↓↓
↓↓↓