(2)初期化と起動・終了バッチファイル作成(明日) (3)空間データのインポート ①(明後日)  同 ②101日)
Contents


実行環境(OS)、動機

Windows7 32bitで、リリース候補版(RC)になったMySQL 5.7をテストしたいと思い、ポータブルに使う準備をしました。PostgreSQL Portableのようなパッケージ化されたものがなく、初期設定の手順も5.6から少し変わってウェブ上の情報は古いものが多く、意外に試行錯誤。久しぶりのMySQLなので仕方ないです。

動機は主に二つあり、MySQL for ExcelというExcelアドインを試すのと、5.7で強化されたという地理情報型と関数(Extensions for Spatial Data)について調べること。前者は、まぁ周囲との関係上…。この際、後者についても実際に使っておこうと。PostgreSQLでポータブル版の使い勝手の良さを実感したので、同様な環境構築をしてみた次第です。


インストーラではなくZIPをダウンロード

最初はPostgreSQL Portableと同様のプロジェクトがあると思ったけど見つからず、下記を見てZIPから自力でポータブルに使えそうだと判断。ただし初期設定は下記に書いてなく、後でいろいろ調べました。


公式サイトの
MySQL on Windowsのページには ↓ インストーラだけでZIPがないけど…


Community ServerのダウンロードページWindows 32bit・64bit用のZIPがありました。下の方へスクロールし、タブでGA版の右側Development Releasesを開く。


一番上のWindows (x86, 32-bi), ZIP Archiveを選択。ダウンロードボタンを押すと ↓ ログインorユーザ登録のボタンが出てアカウント必須かと思いましたが(実際そう解説してるウェブページもあり)、よく見ると左下の文字リンクからそのままダウンロード可。何だかなぁ。


ZIPのファイルサイズは300MB超、解凍すると約1.6GBもあります。PostgreSQL Portable 9.4が圧縮時で約10MB、解凍しても36MB(二つ目の画像)だったのとはずいぶん違う。


ZIPの中はPostgreSQLと同じ感じで、プログラムやライブラリ等のフォルダが数個。これを適当な場所に解凍して今日は終わり。明日、初期設定や起動・終了用バッチファイル作成をします。