昨日はSQLを入力・実行するクエリツールでのショートカットキーを書きました。それら「編集系」に対し、今日は「閲覧系」というか、メイン画面(オブジェクトブラウザ)のSQLペインで使えるものについて。環境は昨日と同じWindows 7 32bit + pgAdmin 1.20.0です。

SQLペインは、デフォルトではメイン画面の右下。

上の左側(オブジェクトブラウザ)でテーブルや関数など各種オブジェクトを選択すると、その定義内容がSQLペインに出ます。これは読み取り専用で、SQLを自由に選択・コピーできる一方、誤って編集・削除・実行する危険がないので、既存のテーブル定義や自作関数の確認・コピーに便利。このSQLペイン内で、メニューやドキュメントにはありませんが次の五つが働きます。

コンビネーションキー機能・備考
Ctrl+F検索ダイアログを開く
※クエリツールのSQLエディタと同様
Ctrl+KDown(下カーソル)と同じ
Ctrl+L行選択
※連続実行すると、Shift+Downとほぼ同じ
Ctrl+Vクリップボード内の文字数分だけ、左または下へ移動
※機能というより、読み取り専用ペインにあえて貼り付けた結果
Ctrl+/1単語左へ移動
※クエリツールのSQLエディタと同様

最初と最後はクエリツールのSQLエディタと同じで、Ctrl+Fで開く検索ダイアログ(下画像)も同じ。一方Ctrl+Lは、クエリツールでは行削除、こちらでは行選択と別々の働き。続けて実行するとShift+Downとほぼ同じですが、カーソル位置は動きません。あと一般的なアプリケーションと同様、Ctrl+Aでペイン内の全選択になります。

Ctrl+Kが下カーソル、Ctrl+/1単語左へ移動なので、逆に移動するキーがないか探しましたが、今のところ無さそう。

またSQLペインにフォーカスがある・ないに関わらず、このオブジェクトブラウザ画面に共通するショートカットもいくつかあります。例えばCtrl+Gでオブジェクト検索画面の起動、Ctrl+Dで(テーブル選択中なら)エディット画面の起動など。