時々記事にしている「グラフに使うフォント」ではなく、Rコンソールで使うフォントの件。WindowsMSゴシック・明朝以外の日本語フォントが入っているのに、Rコンソールの環境設定メニューでは ↓ のように日本語フォントはMS2書体だけになってません?自分の環境(Windows 7 32bit + R 3.1.2)ではそうです。


代わりにRconsoleという設定ファイル(プレーンテキスト)を直接いじれば好きなフォントが使えるので、時々そうやっていましたが、いちいちRを再起動するのが面倒。で、
先日のPostgreSQLアンカファレンスで聞いたpgAdminと同様、試しにセレクトボックスに直接入力してみたら ↓

変更できてます^o^ セレクトボックスに出るフォントは単なる例示だったという、pgAdminと同じオチ。ただし英語のフォント名しか使えません(日本語だと文字化けして「存在しないフォント」指定になる)。早速、下記サイトで英語フォント名をいくつか調べ、試してみました。Rの再起動が不要なので楽々。

» 日本語フォントの英語名しらべ- TAKEN



↓ 試したフォントと英語名。Boldにしたい場合、フォント名はそのままで設定画面右端のstyleboldにします。フォントの種類はTrueTypeでもOpenType(拡張子OTF)でも可、もちろん等幅でなくとも可、またWindowsのフォントフォルダに入れずショートカットでインストールしたフォントも使えました。
ヒラギノ角ゴPro W3
Hiragino Kaku Gothic Pro W3

小塚ゴシックPr6N R
Kozuka Gothic Pr6N R

游ゴシック体
Yu Gothic(先ほどのサイトにはYuGothicとあるが、間に半角スベース必要)

メイリオ
Meiryo

いくつか使えないフォントがあり(例えばNoto Sans CJK JP)、その場合はRconsoleを書き換えて再起動しても駄目。本来使うべき等幅フォントについては、
Osaka-等幅は使えず、MeiryoKe_ConsoleRicty Diminished Discordは使えました。何が違うのか不明。とりあえずRictyがいい感じで ↓ 今日は満足。

設定画面でRconsoleを保存すると、直接入力したフォント名もちゃんと保存され、次回以降のR起動時にもすぐ使用可能。ただしフォントを変えると消滅してしまうので、使いそうな英語フォント名はどこかにメモっておくといいです。