要約:試そうと思ってたfxHttpdが見つからない代わりに、DivHTTPというアドオンがありました。ただしCGIは無理っぽい。


以前、
MOONGIFTの記事で「アドオンとして動作するHTTPサーバ」fxHttpdを知り、そのうち試そうと思ってました。が628日時点では記事にあるURLNot Foundで、Firefoxアドオンを検索しても見つからず。2年以上前の情報だから仕方ないです。代わりにDivHTTPというのを試し、静的コンテンツだけなら一応使えそうでした。実行環境はWindows7 32bit + Firefox38。


↓ インストールして設定画面を開き(二つ目の画像)、サーバのドキュメントルートを入力。ポートは8080がデフォルトで、任意に変更できます。インストール時にFirefoxの再起動不要。ただし自動的に開発者のウェブサイトが表示される。


↓ サーバ開始・停止はこのアドオンのツールバーから。ここでもドキュメントルートとポートを変更可。開始すると、タスクバーの通知領域近くに横長のメッセージが出ました(二つ目の画像)。


適当なフォルダに ↓ のindex.htmlを置き、localhost:8080で表示したところ。
<h1>Hello DivHTTP</h1>

↓ 存在しないアドレスの場合


MOONGIFTの記事では、fxHttpdCGIも使えて動的コンテンツ生成ができるようでしたが、こちらのDivHttpは無理っぽい。アドオンの紹介文に「PythonSimpleHTTPServerをいちいち起動しなくていい」風に書いてあり、静的コンテンツ限定のようです。

別のアドオンで
Embedded web serverというのもあり、インストールしたものの未使用。インストール時にFirefox再起動が必要で、Word形式のマニュアルをダウンロードするよう指示されます。それを見るとドキュメントルートのフォルダがC:/BrowserServerに固定で、ファイアウォールでの例外設定が必要、localhostでなくIPアドレス(127.0.0.1でなくグローバルorプライベートIP)でアクセスするとあります。でもCGIは使えなさそうで、今回はスルーしました。